テスト前になると、必ずいるのが大掃除する人。
私もそのタイプでした。
ですが、冷静になってみると無駄な時間。
テスト直前に、友達と話していて気づく知識の抜け。
確認できる前に、試験官の参考書撤去の指示。
あの30分で復習していれば!
と後悔しても後の祭り。
そもそも掃除しなくていい環境を準備しておけば、
その30分で覚えたことがテストに出るかも。
たかが30分、されど30分、超大事ですよ!
さて、そのために…
まずは、勉強する場所を決めましょう。
基本はいつもやっている場所で良いです。
その上で、
勉強に関連しないことを、そこでやらない
ことをルールにします。
もちろん、関係ないものを置いてもいけません。
今やっていない問題集も置きません。
たとえ一時的にでも絶対に、です。
仕上げに、そこに大層な名前をつけます。
「絶対勉強エリア」とか、「聖域」とか。
(これ、意外と意識に直結します)
こうすることで、
常に一瞬で勉強できるエリアを作ります。
そもそも掃除をしたくなってしまう理由は、
大きく2つあります。
1つ目が、「セルフハンディキャッピング」。
これは、100%の力を出して失敗するのが怖いあまり、
努力の余地を残そうとする行動です。
これは、なかなか克服が難しい。
他のことに一切なりふり構わず、なんて、
たとえ受験でもすぐには難しいものです。
そして、それがなぜ掃除という形で現れるのかが、2つ目。
一方で、無駄な時間を過ごしたくないという焦りです。
掃除をすること自体は、基本的に良いことですよね。
だからこそ、有益ではあった、と自分に言い訳するため、
掃除という行動に向かうのです。
先ほどのステップは、この2つ目をブロックします。
そもそも勉強に掃除が必要ない環境にすることで、
言い訳に使えなくするのです。
そうすれば、テスト前の大事な時期に
無駄な30分や数時間を費やさなくて済みます。
勉強のスイッチ切り替えも簡単になりますし、
一石二鳥ですよ!
まずは、勉強する場所を今すぐ決めましょう!
そうしたら、そこにある要らないものをどかします。
※勉強するその場所だけ!
これからの時間を守るため、最後の掃除です!